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ACE2026参加報告:AIとの協働とDTMのAras SaaS対応

  • Zionex
  • 5月9日
  • 読了時間: 4分
Aras Community Event 2026 Banner

弊社では、PLM(Product Lifecycle Management)プラットフォームのAras Innovatorのアドオンソリューションとして「DTM(Dynamic Task Manager)」を提供しています。本ソリューションのパートナー企業であるAras社が、2026年4月13日~4月16日に開催した「ACE2026」に、弊社執行役員でありDTM事業責任者の伊藤を含めて日本から4名、韓国からCEOを含む3名で参加しました。


会場はHilton Miami/Downtownで、テーマは「Adaptive Intelligence」です。

本記事では、伊藤によるACE2026参加レポートをお届けします。

 

まず、今回の参加目的は以下の3点です。

  • žAras社の最新の取り組みを把握する

  • ž現地でお会いできるお客様およびパートナー様との情報交換

  • žISVパートナーとして、DTMのAras SaaS対応状況を共有するとともに、Innovator Edgeの活用を見据えた将来的な可能性を確認する

 

前回ボストンで開催されたACE2025では「Connected Intelligence」をテーマに、PLMのデジタルスレッドを活用することでコラボレーションやAI活用の可能性が議論されていました。

 

今回は、昨年9月にCEOに就任したLeon Lauritsen氏より、以下の3つの戦略が提示されました。

Leon Lauritsen氏より、戦略が提示

1.    Market Disruption - We won't win against the big three playing by their rules.

2.    Customer Obsession - We need to be obsessed with customer value delivery.

3.    People Create Impact - Execution is everything - and it depends on people that make this mission personal.

 

また、製品・規制・サプライチェーン・デジタルにおける複雑性に対し、Aras社が注力する主要領域(フルPLM機能、データ連携、ユーザー体験の再定義、AIガバナンス、エージェント型インテリジェンス、大規模パフォーマンス、学び・進化・行動)についても説明がありました。

 

デモンストレーションでは、AIエージェントに指示を出すことで、データモデルの定義案を自動生成・提案する機能が紹介されました。

 

CTOのRob McAveney氏の講演では、「Human to Agent Experience」および「Agent to Agent Experience」をテーマに、PLMアプリケーションハブの再構築についての説明がありました。


CTOのRob McAveney氏の講演

 

特に、AIの進展によりUIのあり方が大きく変化している点は、この1年で顕著に見られるトレンドであり、危機感とともに、スピード感の重要性を改めて認識しました。

業務の進め方も、対話型、タスク指向、自律型へとシフトし、AIへの委任を前提とした設計が重要になると感じました。

 

デモでは、PRに画像を添付すると自動で内容を言語化する機能や、要求仕様のPDFをデジタルスレッド化する機能が紹介されました。

また、PRやECOなどの変更を検知し、自動でサマリを作成する仕組みも確認できました。

これにより、従来は人手で複数ステップを要していた業務の大幅な効率化が期待されます。

 

弊社製品においてもAI対応を進めていきますが、「何を目的とするのか」「どのように活用するのか」「どこで実行するのか」、そして「ガバナンス・説明責任・可視化をどのように担保するのか」といった観点は、非常に参考になるものでした。

 

DTMについては、前回のボストンに続きJohn Sperling氏と今後の開発ロードマップを共有し、課題についてディスカッションする機会を持ちました。

現在、DTMはAras SaaS対応に向けてリメイクを進めています。これにより、Arasのパッケージとして提供可能となり、Innovator Edge経由でのAI活用も視野に入れています。

 

Innovator Edge自体も開発中であるため、今後も継続的にコミュニケーションを取りながら、必要な機能をDTMにも取り込み、連携を強化していく予定です。

 

前回のボストンから約1年、この間にAIはより身近な存在となり、自分たちの業務でも活用が進んでいます。その変化のスピードを強く実感しています。

AIは「伴走者」として業務を支え、委任を前提とした働き方へと変化していきます。DTMにおいてもAIを活用し、より効率的な業務遂行を支援できるよう取り組んでいきたいと考えています。

 

Ace 2026 Miami morning

最後に、滞在したHilton Miami/Downtown周辺の公園を朝のジョギングコースとして利用しました。犬を飼っている方が多く、ドッグランも整備されており印象的でした。

また、韓国のCEOとも久しぶりに直接会って話すことができ、南国のマイアミでの滞在も有意義なものとなりました。



ーDTM Team


 
 
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